ピンク色の

私が私でいられるように書きます。

精神科に行ってきた

やっと精神科に行けた。行く前はドタキャンしようかとか考えてたけど、相変わらずメンタルボロボロで生きているのが辛すぎるから救われたいと思って向かった。天気がよくてよかったと思う。

 

小さい病院で私が来てから3人ほどしか来なかった。待ち時間も長くなく、問診票を書き何から話せばいいか考えていた。自傷のこととか言うと薬くれないんじゃないかとか、それは甘えだと怒られるんじゃないかとか。診察室は想像とは違って面談室みたいな感じだった。先生も私服でびっくりした。30代後半くらいの男の先生でちょっととまどってしまった。

 

出身地から現在の環境、家族構成などを聞かれ、いつからこんな症状があるかを聞かれた。そこから気分のグラフを書かされたり・・バイトのこととか。質問攻めにされるということはなく、焦ることはなかった。そういえばずっと気分が沈んだままだと思ってたけど、大学受験からアムカも始めてそこから落ちていったんだなって思いだした。きっと受験のプレッシャーに負けたんだな、なんて話してるうちに気づくことも多かった。

 

精神科医はカウンセラーではない。というのはネットで見ていたけど確かにそうだった。淡々と私の大まかなことを聞き、メモして「そうなんだね~」と肯定も否定もしない感じで話を聞いてくれた。否定されないだけいいが、全部話せなかったのもあって本当に伝わってるんだろうか・・と思った。何か劇的に変わると期待しない方がいい。これほんと。

 

とりあえず薬を使うか使わないか、環境をどうにかできそうか、考え方を変えていくことを考えようねと言われた。どうやら私は社会不安障害というものらしく(ネットで診断したらぴったり当てはまったのでやっぱりねと思った。)これによる鬱の可能性もあるらしい。精神病には明確な判断基準がないので、診る先生によって診断結果も変わるし断定も難しいらしい。

 

社会不安障害は元々の気質や性格も関係するけど、抗うつ剤で治すこともできるのだとか。当たり前だけど薬だけじゃ治せなくて、その人の根本的な部分をどうにかしないといけないとは思うが、少しでも楽になりたくて抗うつ剤睡眠薬を3種類もらった。一気に飲んでしまいそうで怖い。

 

あとは環境だけど、話せる人を作った方がいいと言われた。親より友達の方が話せる。これも今日話して改めて思ったが親と面と向かって真剣に話したことがない。そもそも親の過去とか詳しく知らない。家族として一緒にいても本当に家族なんだろうかとか思った時もある。先生が「家族がみんなよいかかわりをしてくれるわけではない。」と言っていた。家族に話すべきか・・せっかく大学まで行かせたのにとか思われるんだろうな。私の育て方がいけなかったのねとかも思うだろうなぁ。

 

最後に「私は何なんですか。性格の問題ですか?」と聞いた。このずっと辛い気持ちが続くのは頭がおかしくなったのか、元々気にしやすい性格なのか・・自分が今どんな状況なのか知りたかった。居場所が欲しかった。そしたら社会不安障害で~・・の答えが帰ってきたわけ。

 

救いを求めて精神科を訪れたが、全部を助けてくれるわけではない。結局は自分が闘わなければならない。薬を飲んだって少しは症状はよくなるけど一時的なものにすぎないと思う。

 

でも、今日は話すことで自分の中ですっきりした部分があったように感じた。これからの予定詰め詰めで憂鬱。そんな気力も体力もない。キャンセルしたい。薬いっぱい飲んだら死ねるかな。またこんな風に考える・・