毎年誕生日までに死のうと思ってるんだ
今月末、私の誕生日がくる。
毎年11月1日のカレンダーを見ると憂鬱になる。
20歳になるまでには死のうと思ってたのに。若いうちに、大人になる前には死のうと思ってたのに。
ここまで生きてしまったんだなぁと。
自分の生まれた日ってなんだろう。
時間という概念も区切り方も年齢も人間が決めたもので 誕生日なんて本当はないんじゃないか、誕生日は生まれた瞬間だけなのではないか、なんて考えてしまうのだけど…
家族や友達は祝ってくれて何も不満なことはない
むしろ生まれたことに対して祝われるなんて、寧ろいいのかな?って思うんだよね、
「生まれてきてくれてありがとう」
の違和感といったら。
夏の間は夏が終わるまでに死のうと思ってたし
月末にはまた今月生きてしまった、早く死ななければと思うし、月始めには焦燥感に駆られて仕方ないし、死ぬまでのタイムリミットを、まあいつも死ねないわけなんだけども 決めている。
後何十年、いや運が良ければ後何年かでタイムリミットを定めなくてもいつか突然死んでしまうなんてこと、あるんだろうか?
死んだらどうなるのか 未知の世界で誰も知らないから世間は怖いことだという。
私は死ぬなんて、ずーっと寝ている状態なんじゃないの?って思っている。
魂だけふわふわ漂って幽霊になんかなりたくない。
世界から抜け出したくて死んだのに幽霊になったら永遠に死ねなさそうじゃない?
一度だけ、始めてodした時に 今日で死ぬんだと割と本気で思ったことがある。遺書的なものも書いて…
でも次の日普通に目覚めたし 人間って中々死ねないんだなって実感した。
たぶん、みんな生まれてきた意味とか、生きてる意味とかないんだよね 生まれてきてしまったからなんとか死ぬまでの暇つぶしで生きてるんだよね。
人が本当に死ぬのはみんなに忘れられた時って
なんかの漫画で見たなあ。